徒歩〇分は何メートル?
物件情報を見た時に「徒歩〇分」と記載されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
最寄り駅からの距離を示す単位として使われているこれにも、実は明確な基準が定められています!
不動産広告における徒歩1分は80mに統一されています。
この基準は公正競争規約施行規則において定められているもので、実際に公正取引委員会の女性職員がハイヒールを履いて実測したそうです。なお、80mから端数が出た場合は、表示を1分切り上げる決まりになっています。
駅まで800mちょうどなら徒歩10分と表示できますが、810mでは徒歩11分と表示しなければなりません。
また歩道橋や坂道、信号などの存在は考慮されていません。
そのため徒歩10分と表示されている物件から駅まで歩いてみると、実際にはさらに時間がかかる場合もありますので、物件を検討されている方は要注意です。
部屋の大きさを表す「帖」と「畳」違いとは?
どちらも”じょう”と読む「畳」と「帖」は、どちらも同じ広さを表す単位です。
同一の単位を異なる字で表現する理由は、和室と洋室を区別するためとされています。
和室なら畳の枚数を見れば、おおよその広さを感じ取れる方もおられると思いますが、洋室はひと目見ただけでは直感的に広さがわかりにくいため、畳に換算するとどの程度の広さなのか、伝わりやすくしています。
実際の畳の大きさは、地域や住宅形態によって異なります。
地域によって畳の大きさは異なるため、実際の畳を基準にはできません。
そのため、不動産広告においては、1畳=0.5坪=1.62㎡としています。
いかがでしたでしょうか?
この他にも豆知識第二弾も予定しておりますのでお楽しみに~